静粛性を向上せよ
MISSION.04
廣瀬 健治 KENJI HIROSE 三菱自動車エンジニアリング 機能実験部

 機能実験部機能試験グループに所属しています。25年間、振動騒音一筋です。具体的にはエンジン音、ギア音、タイヤ音などの対策を練り、新型車のコンセプトに合った静粛性が貫かれているかどうか、確認評価を担当しています。新型デリカD:5は、内装なども高級感、上質感を大幅に向上させることがコンセプトにありまして、それに見合った静粛性を実現させることが私たちの使命になりました。

 静粛性って、車内に入ってくる音を遮る方法と、車内の吸音性能を高めるという2つの方法があるんです。遮音についてはエンジンルーム内の隙間からの音漏れ対策などを徹底的に行いました。一方で、車内のカーペットやヘッドライニングの吸音性能も重点的に高めています。エンジンの燃費を向上させるため、エンジンの回転数を上げないようシフトアップを速めたいという方向で開発が進んでいたのですが、シフトアップを速めるとどうしても振動が生じてしまいます。静粛性と燃費、相反するものをいかに両立させるのか。そういうせめぎ合いの中で、ベストなバランスを探れたと自負しています。

 こうしていよいよお披露目となる新型デリカD:5は、現行モデルに申し訳ないくらい静粛性が向上しているんですよ。音、静粛性って目に見えないものですからアピールするのが難しいですが、試乗していただければすぐにおわかりいただけるはず。ぜひ実際にハンドルを握って、私たちが作り上げた「静かな走り」を体感してみてください。

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