2002World Rally Championship
  第15回 Telstra ラリーオーストラリア
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- 11月4日発行 -
2002年世界ラリー選手権第13戦
2002年プロダクションカー世界ラリー選手権第8戦(最終戦)

【11月3日(日) 最終・第3レグレポート】
(総走行距離353.79km 内SS21〜SS24 105.69km)
気温:25度前後 天候:晴れ
路面:ドライ


「マールボロ三菱ラリーアート」
パーソネン総合9位でゴール
ソルベルグ プロダクションカー選手権シリーズ2位
フィオリオが三菱賞を獲得


三菱ランサーエボリューションWRC2
「マールボロ三菱ラリーアート」
J・パーソネン/A・カパネン
(写真:02.11.3 第3レグ)

 2002年FIA世界ラリー選手権(WRC)第13戦、第15回Telstraラリーオーストラリアは11月3日(日)最終の第3レグをパースの南東約100キロのソティコのサービスを基点に総走行距離353.79キロ、SS競技区間105.69キロを行った。
 「マールボロ三菱ラリーアート」のヤニ・パーソネン(フィンランド)は、早い出走順(12番手)とコースコンディションに苦しみながらも、前日から3つ順位を上げ、総合9位でゴールした。
 ラリーは前戦ですでにチャンピオンを決めたプジョーのマーカス・グロンホルム(フィンランド)が今季5勝目をマーク、ハリ・ロバンペラ(フィンランド)が2位に続き、プジョーは5回連続となるマニュファクチャラー最高得点(16点)を獲得した。
 グループNではマンフレッド・ストール(オーストリア、三菱)が優勝。グループN車両によるプロダクションカー選手権では新井敏弘(スバル)が今季初の1位でゴールした。

 第3レグの天気はここ2日間とは様子が異なり、天気は快晴、気温も25度。暖かい陽気の中、46台がパースの南東約100キロのソティコへと向かった。

パーソネン、2度目のオーストラリアラリーを総合9位でゴール
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三菱ランサーエボリューションWRC2
「マールボロ三菱ラリーアート」
J・パーソネン/A・カパネン
(写真:02.11.3 第3レグ)
 ヤニ・パーソネンは2度目の挑戦となったオーストラリアラリーを総合9位で完走した。
「第3レグの2番目という出走順はやはり厳しかった」とパーソネン。「SSはどれもとても滑りやすく、路面の端は柔らかい。車を大きく振りながら走行すれば、たちまち転倒してしまう。多くのステージが僕にとっては初めてで、困難な一日だった。オーストラリアは想像よりも難しいイベントだった。この週末にたくさんのことを学んだよ」。

 「マールボロ三菱ラリーアート」のチームディレクター、ジョン・イーストンは語った。「パーソネンはイベントの経験が浅く、しかも第2レグ、第3レグでの出走順が悪かったことや、初日の天候が私たちには不利だったことにも関わらず、ベストを尽くしてくれた。フランソワ(デルクール)とダニエル(グラタルー)に関しては、あのひどい事故で命に別状はなく、本当に良かった。それに、大惨事になりかねなかった事故から2人を守ってくれた車の強固さにも誇りを感じている。あとはグレートブリテンに臨むだけだ」。

2002年プロダクションカー選手権チャンピオンはカラムジット・シン
三菱賞はアレックス・フィオリオが獲得

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三菱ランサーエボリューション
A・フィオリオ/ E・カントニ
(写真:02.11.3 第3レグ)
 プロダクションカー選手権は今回が最終ラウンドとなったが、チャンピオン争いをしていた三菱のクリスティアン・ソルベルグ(フィンランド)は第2レグでリタイア、ラモン・フェレイロス(ペルー)は選手権4位でゴールしたが、カラムジット・シン(マレーシア、プロトン)には一歩及ばず、シンが2002年のプロダクションカー選手権のチャンピオンとなった(正式にはFIA発表による)。
また、三菱ランサーエボリューションでプロダクションカー選手権を戦うドライバーを対象に今季から設定された「三菱賞」は、12年振りにオーストラリアラリーに挑戦し、すばらしい走りを見せたイタリア人のアレックス・フィオリオが、三菱賞ポイント10点を獲得。合計27点で、ソルベルグ、フェレイロスを1点上回り、三菱トロフィーと賞金500万円を獲得した。

グロンホルム今季5勝目

 ラリー最終日はグロンホルムが一度も首位を許すことなくゴール。シーズン5度目の優勝を成し遂げた。2位をキープしていたスバルのペター・ソルベルグ(ノルウェー)は、SS21、22でグリップが足りずタイムを落とし、3位に後退。プジョーのハリ・ロバンペラ(フィンランド)が総合2位に上がった。4位はフォードの、カルロス・サインツ(フォード)、5位に同チームのマルコ・マーチンが入った。なお、当初4位でゴールしたマキネンはゴール後の車体重量が規定よりも軽かったため、失格となった。

WRC最終ラウンド、グレートブリテンラリー
 WRC最終ラウンドは、グレートブリテンラリーが冬のウェールズの森を舞台に、11月14日(木)〜17日(日)にかけて行われる。シリーズの中でも最も歴史が古く、名高いラリーのひとつである。泥や雨、霧時には雪が特徴のラリーだが、多くのクルーにとってやり甲斐があり面白いステージが待ち受けている。



■最終第3レグ終了時・総合成績(暫定)■

順位
ドライバー/コ・ドライバー
車両(WRC=ワールドラリーカー)
タイム
1
*M・グロンホルム/T・ラウティアイネン プジョー206WRC
3時間35分56秒5
2
*H・ロバンペラ/V・シランダー プジョー206WRC
57秒3
3
*P・ソルベルグ/P・ミルズ スバル・インプレッサWRC
1分28秒7
4
*C・サインツ/L・モヤ フォード・フォーカスWRC
3分09秒0
5
*M・マーチン/M・パーク フォード・フォーカスWRC
6分21秒5
6
*T・ガルデマイスター/P・ルカンダー スコダ・オクタビアWRC
7分11秒6
7
S・ローブ/D・エレナ シトロエン・クサラWRC
9分06秒1
8
*K・エリクソン/K・ターナー スコダ・オクタビアWRC
12分46秒4
9
*J・パーソネン/A・カパネン 三菱ランサーエボリューションWRC2
13分25秒5
10
M・ストール/I・ペトラスコ 三菱ランサーエボリューション(N1位)
19分20秒7
11
E・オーディンスキー/I・スチュワート 三菱ランサーエボリューション(N2位)
20分51秒8
14
新井 敏弘/T・サーカム スバル・インプレッサ(N4位,P1位)
22分13秒0
17
A・フィオリオ/E・カントニ 三菱ランサーエボリューション(N7位,P2位)
23分56秒2
18
K・シン/A・オー プロトン・ペルト(N8位,P3位)
24分09秒9
1位のタイムは第1レグからのSS合計所要時間とペナルティーの合計
*マニュファクチャラーズ対象ドライバー
2位以下のタイムはトップとの差
N=グループN
P=プロダクションカー選手権

 

■2002年世界ラリー選手権シリーズポイント 第13戦終了時(暫定)■

●ドライバーズ
順位
ドライバー名(チーム)
ポイント
1
M・グロンホルム(プジョー)
77
2
R・バーンズ(プジョー)
34
3
C・マクレー(フォード)
33
4
C・サインツ(フォード)
32
5
G・パニッツィ(プジョー)
31
6
H・ロバンペラ(プジョー)
30
7
P・ソルベルグ(スバル)
27
8
T・マキネン(スバル)
19
9
S・ローブ(シトロエン)
18
10
M・マーチン(フォード)
14
11
P・ブガルスキー(シトロエン)
7
12
T・ラドストロム(シトロエン)
4
13
T・ガルデマイスター(スコダ)
3
14
J・カンクネン(ヒュンダイ)
2
15
A・マクレー(三菱)
2
16
B・ティリー(プジョー)
2
17
F・ロイックス(ヒュンダイ)
1
18
K・エリクソン(スコダ)
1
19
J・ピュラス(シトロエン)
1
●マニュファクチャラーズ
順位
メーカー
ポイント
1
プジョー
163
2
フォード
94
3
スバル
54
4
スコダ
9
5
三菱
9
6
ヒュンダイ
9

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