2002World Rally Championship
  第58回 NetworkQ ラリー オブ グレートブリテン
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- 11月18日発行 -
2002年世界ラリー選手権第14戦(最終戦)

【11月17日(日) 最終・第3レグレポート】
(総走行距離490.81km 内SS14〜SS17 138.50km)
気温:10度前後 天候:晴れ
路面:マッド


2002年世界ラリー選手権閉幕
グループNは三菱ランサーがシーズン9勝目を飾る



三菱ランサーエボリューション
グループN優勝
O・スヴェルンド/B・ニールソン
(写真:02.11.17 第3レグ)

 2002年FIA世界ラリー選手権(WRC)第14戦(最終戦)NetworkQラリーグレートブリテン(GBラリー)は11月17日(日)、52台が最終日の第3レグをスタート。カーディフの北西方向へSS4カ所合計138.50kmを争った。大会日程中最長の距離で、最もタフなコースが組まれていた。シリーズ最終日を飾るにふさわしい上位グループの激戦が繰り広げられた。早朝は霧がかかっていたが、日中は青空が広がり気温も10度ほどまで上がる暖かな一日となった。
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三菱ランサーエボリューション
J・M・ラトヴァラ/C・ウィリアムソン
(写真:02.11.17 第3レグ)
 ラリーは接戦の末、ペター・ソルベルグ(ノルウェー、スバル)が通算3時間30分36秒4でWRC初勝利をものにした。2位はマルコ・マーチン(エストニア、フォード)、3位にはカルロス・サインツ(スペイン、フォード)が入った。
 ドライバーズタイトルは第12戦でマーカス・グロンホルム(フィンランド、プジョー)が2年ぶり2度目のチャンピオンを決めていたが、今回最高点の10ポイントを獲得し37ポイントとしたソルベルグが、前戦までの7位から一気に逆転し2位。3位はわずか1ポイント差でサインツ、4位のコリン・マクレー(英国、フォード)が35ポイント、5位のリチャード・バーンズ(英国、スバル)が34ポイントとわずか1点ずつの差で順位が決定した。マニュファクチャラーズタイトルはプジョーがすでに3連覇を決めており、2位はフォードとなった。フォードは1997年からWRC全戦でポイントを獲得するという記録を樹立した。
 プロダクションカー選手権は前戦で終了したが、グループNでは三菱ランサーエボリューションのオスカー・スヴェルンド(スウェーデン)が首位を守り、優勝を飾った。

グループNは三菱ランサーのスヴェルンドが優勝

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三菱ランサーエボリューション
J・トンプソン/R・ピュレイン
(写真:02.11.17 第3レグ)
 グループNで優勝したスヴェルンド(スウェーデン)は終盤SS17でトランスミッション故障がありタイムを詰められたが、スーパー1600の車が横転したためSSはそこで中止、グループNは一律同じタイムが与えられ、リードを守りきることができた。
 「とてもうれしい。すばらしいラリーだった。2回目にコースはずいぶん荒れ気味だったから慎重に乗った。車に少しトラブルも出たけど、1位でゴールできてとてもうれしい」とスヴェルンド語った。
 また、英国ツーリングカー選手権で活躍しているジェームズ・トンプソン(英国)が三菱ランサーエボリューションで2位に入った。このクラスでは上位10位のうち7台まで三菱ランサーエボリューションが占めた。

若手のドライバー台頭著しく、ソルベルグがWRC初優勝を飾る

 ソルベルグとマーチン、トップ2台が激戦を繰り広げる後ろでは、サインツが前、後ろともタイム差のある3位。トミー・マキネン(フィンランド、スバル)とコリン・マクレー(英国、フォード)は激しい4位争い。マキネンは途中パンクがありフロントガラスも割ったが結局4位を確保した。C・マクレーも第1レグ終了時の17位から大幅順位アップの5位でゴール。フォードの4台目で、ウェールズ出身のマーク・ヒギンズ(英国)が大健闘し6位。フレディ・ロイックス(ベルギー、ヒュンダイ)はヒギンズを追っていたが、ハリ・ロバンペラ(フィンランド、プジョー)にわずか0秒1差で交わされ8位。ロバンペラが7位。ユハ・カンクネン(フィンランド、ヒュンダイ)9位、トニ・ガルデマイスター(フィンランド、スコダ)10位。上位陣ではセバスチャン・ローブ(フランス、シトロエン)が7位を走っていたSS16でフロントサスペンションを壊しリタイア。一時3位に上がったリチャード・バーンズ(英国、プジョー)は同じSS16で滑ってコースオフというホームラリーらしからぬミスでリタイアした。

2003年WRCはモンテカルロで開幕

 WRCのシーズンオフは短い。わずか10週もたたないうちに、2003年シーズンが1月24日〜26日のモンテカルロラリーで幕を開ける。来季からシトロエンが正式にワークス参加し、7ワークスの戦いとなる。モンテカルロラリーはフランスのアルプス山中、続くスウェディッシュラリーと、2003年は雪と氷で幕を開ける。



■最終第3レグ終了時・総合成績(暫定)■

順位
ドライバー/コ・ドライバー
車両(WRC=ワールドラリーカー)
タイム
1
*P・ソルベルグ/P・ミルズ スバル・インプレッサWRC
3時間30分36秒4
2
*M・マーチン/M・パーク フォード・フォーカスWRC
24秒4
3
*C・サインツ/L・モヤ フォード・フォーカスWRC
1分35秒7
4
*T・マキネン/K・リンドストロム スバル・インプレッサWRC
2分37秒5
5
*C・マクレー/D・リンガー フォード・フォーカスWRC
3分01秒5
6
M・ヒギンズ/B・トーマス フォード・フォーカスWRC
5分01秒9
7
*H・ロバンペラ/R・ピエティライネン プジョー206WRC
5分15秒8
8
*F・ロイックス/S・スミッツ ヒュンダイ・アクセントWRC
5分15秒9
9
*J・カンクネン/J・レポ ヒュンダイ・アクセントWRC
5分29秒1
10
*T・ガルデマイスター/P・ルカンダー スコダ・オクタビアWRC
6分02秒9
17
J・M・ラトヴァラ/C・ウィリアムソン 三菱ランサーエボリューション
28分13秒9
18
O・スヴェルンド/B・ニールソン 三菱ランサーエボリューション(N1位)
31分21秒0
19
J・トンプソン/R・ピュレイン 三菱ランサーエボリューション(N2位)
31分32秒4
21
D・ソラ/A・ロマーニ シトロエン・サクソ(J1位)
32分30秒2
26
J・エアーソン/N・ガードナー 三菱ランサーエボリューション(N3位)
37分20秒7
31
N・エルスモア/B・ハーディー 三菱ランサーエボリューション(N4位)
44分13秒4
32
B・コルソウル/T・コルソウル 三菱ランサーエボリューション(N5位)
46分07秒0
1位のタイムは第1レグからのSS合計所要時間とペナルティーの合計
*マニュファクチャラーズ対象ドライバー
2位以下のタイムはトップとの差
N=グループN
J=ジュニア世界ラリー選手権

 

■2002年世界ラリー選手権シリーズポイント 最終第14戦終了時(暫定)■

●ドライバーズ
順位
ドライバー名(チーム)
ポイント
1
M・グロンホルム(プジョー)
77
2
P・ソルベルグ(スバル)
37
3
C・サインツ(フォード)
36
4
C・マクレー(フォード)
35
5
R・バーンズ(プジョー)
34
6
G・パニッツィ(プジョー)
31
7
H・ロバンペラ(プジョー)
30
8
T・マキネン(スバル)
22
9
M・マーチン(フォード)
20
10
S・ローブ(シトロエン)
18
11
P・ブガルスキー(シトロエン)
7
12
T・ラドストロム(シトロエン)
4
13
T・ガルデマイスター(スコダ)
3
14
J・カンクネン(ヒュンダイ)
2
15
A・マクレー(三菱)
2
16
B・ティリー(プジョー)
2
17
F・ロイックス(ヒュンダイ)
1
18
K・エリクソン(スコダ)
1
19
J・ピュラス(シトロエン)
1
20
M・ヒギンス(フォード)
1
●マニュファクチャラーズ
順位
メーカー
ポイント
1
プジョー
165
2
フォード
104
3
スバル
67
4
ヒュンダイ
10
5
スコダ
9
6
三菱
9


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