2002World Rally Championship
  第44回 ラリーサンレモ / ラリー・ディ・イタリア
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- 9月23日発行 -
2002年世界ラリー選手権第11戦

【9月22日(日) 最終・第3レグレポート】
(総走行距離327.28km/内SS4カ所(15〜18)距離88.02km)
気温:28度前後 天候:晴れときどき曇り 路面:ドライ


「マールボロ三菱ラリーアート」
F・デルクール総合10位でゴール

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三菱ランサーエボリューションWRC2
「マールボロ三菱ラリーアート」
F・デルクール/D・グラタルー
(写真:02.9.22 第3レグ)

 2002年FIA世界ラリー選手権(WRC)第11戦、第44回ラリーサンレモ/ラリー・ディ・イタリア(以下サンレモラリー)は22日(日)、サンレモ北方で最終日の第3レグSS4カ所合計88.02キロを行いサンレモにゴール。「マールボロ三菱ラリーアート」のフランソワ・デルクール(フランス)は総合10位に入り、マニュファクチャラーズ選手権対象車ではポイント圏内の6位でゴール、(ノミネート車の中では7位だが、各マニュファクチャー毎に上位2台の成績を採用するため、プジョーで3番手のバーンズは対象外)、ターマック戦で貴重な1ポイントを獲得した。
 総合ではジル・パニッツィ(フランス、プジョー)が今季3勝目、サンレモ3連勝を飾った。2位にはマーカス・グロンホルム(フィンランド、プジョー)が入り、プジョーは今季6度目のワンツー、7度目の最高点16点を獲得した。ドライバーズ選手権ではグロンホルムが2位のリチャード・バーンズ(英国、プジョー)に23点差の57点とし、マニュファクチャラーズ選手権ではプジョーが2位のフォードに45点差の131点とし、どちらも年間タイトルに王手をかけた。

 グループN車両によるプロダクションカー世界ラリー選手権は今回は開催されず、1600cc車両によるジュニア世界ラリー選手権の第5戦が行われ、地元イタリアのアンドレア・ダラビッラ(シトロエン・サクソ)が1位でゴールした。

 初日にスタートした53台のうち最終日の朝まで残ったのは36台。リグーリア地方の山岳を抜ける最終日のルートは、SS2カ所で構成されるコースを2回走る。雨や雷雨の予報とは裏腹に、日が差し空も晴れ上がりドライコンディションが保たれ、山岳のツイスティーロードは最終日の激戦にふさわしい場となった。


三菱ランサーエボリューションWRC2
「マールボロ三菱ラリーアート」
       F・デルクール/D・グラタルー
(写真:02.9.22 第3レグ)
「ランサーエボリューションWRC2は確実に良くなっている」デルクールは自信を深める
デルクールはわずか4カ所のSSでは順位を上げるには至らなかったが、この日前日からの10位を守りゴールした。
 「最初のSSはとても良かった。路面はスムーズでバンピーなところもなかったし、とても高速でサーキットみたいだった。朝の2カ所のSSではフラットアウト(全開)したけど、前との差がありすぎたから午後はリスクを避けてペースを落とした。
 今回は誰にとってもタフなラリーだったと思う。もし第1レグでのタイムロスがなかったらコリン・マクレーとはずっと接戦になっていたはず。どちらにしても車が良くなったことはっきりと示せた。特にエンジンがよくなった。次のステップへ進めるよう努力しなければならない。このラリーでどう改良すればいいのか新しい方向性がつかめたし、とにかくチームのポイントが取れて満足している」。

 ラリーを終え、「マールボロ三菱ラリーアート」のチームディレクター、ジョン・イーストンは「ラリー序盤にトラブルがあったにもかかわらずチームのポイントが取れて満足している。車のパフォーマンスが上がっているのはSSタイムを見ても分かる。シーズン終盤に向けてさらに改良を続けていきたい」と話していた。

プジョーが今季6度目の総合優勝。年間タイトルに王手をかける
ラリー最終日は上位の順位にほとんど変動はなかった。パニッツィは安定したペースで勝利を獲得し、グロンホルムもリスクを避けた走りで確実に2位を獲得することに努めた。ペター・ソルベルグ(ノルウェー、スバル)はターマックイベントで自身最高の3位でゴール。バーンズが4位。5位にはマルコ・マーチン(エストニア、フォード)、6位にヘサス・ピュラス(スペイン、シトロエン)が入った。フランスのスーパー1600選手権に参戦しているセドリック・ロベルト(フランス、プジョー)がワークス以外では大健闘、コリン・マクレー(英国、フォード)の前の7位でゴールした。C・マクレーは8位、ハリ・ロバンペラ(フィンランド、プジョー)が9位に入り、トップ10台のうち6台がプジョーとシトロエンだった。

WRCもいよいよ終盤戦、舞台は高速グラベルのニュージーランドへ
02WRCはあと残り3戦。次戦第12戦ニュージーランドラリーは、オセアニア地域に舞台を移し、10月3(木)〜6日(日)に開催される。ニュージーランドでの高速グラベル戦は人気の一戦。ドライバーのテクニックと車のパフォーマンス、双方の力をフルに発揮する激戦が期待される。


■第3レグ終了時・総合成績(暫定)■

順位
ドライバー/コ・ドライバー
車両(WRC=ワールドラリーカー)
タイム
1
*G・パニッツィ/H・パニッツィ プジョー206WRC
4時間10分15秒6
2
*M・グロンホルム/T・ラウティアイネンプジョー206WRC
20秒9
3
*P・ソルベルグ/P・ミルズスバル・インプレッサWRC
1分06秒4
4
*R・バーンズ/R・レイドプジョー206WRC
1分18秒9
5
*M・マーチン/M・パークフォード・フォーカスWRC
1分54秒9
6
J・ピュラス/M・マルティシトロエン・クサラWRC
2分39秒3
7
C・ロベルト/G・ベドンプジョー206WRC
3分01秒3
8
*C・マクレー/N・グリストフォード・フォーカスWRC
5分17秒5
9
H・ロバンペラ/R・シランダープジョー206WRC
6分18秒9
10
*F・デルクール/D・グラタルー 三菱ランサーエボリューションWRC2
7分24秒4
*マニュファクチャラーズ対象ドライバー
2位以下のタイムはトップとの差

 

■2002年世界ラリー選手権シリーズポイント 第11戦終了時(暫定)■

●ドライバーズ
順位
ドライバー名(チーム)
ポイント
1
M・グロンホルム(プジョー)
57
2
R・バーンズ(プジョー)
34
3
C・マクレー(フォード)
33
4
G・パニッツィ(プジョー)
31
5
C・サインツ(フォード)
26
6
P・ソルベルグ(スバル)
23
7
H・ロバンペラ(プジョー)
18
8
S・ローブ(シトロエン)
18
9
T・マキネン(スバル)
15
10
M・マーチン(フォード)
12
11
P・ブガルスキー(シトロエン)
7
12
T・ラドストロム(シトロエン)
4
13
A・マクレー(三菱)
2
14
T・ガルデマイスター(スコダ)
2
15
B・ティリー(プジョー)
2
16
K・エリクソン(スコダ)
1
17
J・ピュラス(シトロエン)
1
●マニュファクチャラーズ
順位
メーカー
ポイント
1
プジョー
131
2
フォード
86
3
スバル
46
4
三菱
9
5
スコダ
8
6
ヒュンダイ
6



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