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竹内 洋岳

Hirotaka Takeuchi

1971年東京都出身。プロ登山家。立正大学客員教授。株式会社ICI石井スポーツ所属。世界で29人目(日本人初)の8,000メートル峰全14座の登頂者。幼少より登山とスキーを始め、学生時代は山岳部に所属し国内の登山の経験を積み、20歳で初めての8,000m峰登山を経験した。95年にはマカルー(8,463m)に登頂、翌年には、エベレスト(8,848m)とK2(8,611m)の連続登頂に成功した。その後8,000m峰を中心とした高所登山を専門に活動を展開している。

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  • MOVIE What is PHEV LIFE スペシャルムービー
  • Chapter01 山道でも頼もしい走行性能
  • Chapter02 給電機能がもたらす利便性
  • Chapter03 アウトドアにうってつけのクルマ

Chapter01 プロ登山家としての挑戦

Chapter02 人と自然をつなぐクルマ

Chapter03 自然に知性灯す給電機能

What is PHEV LIFE Movie

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※本ページ内の車両は2016年モデルです。現在の仕様と一部異なります。

Episode | 竹内洋岳が語るPHEVのある生活

竹内洋岳|プロ登山家

プロ登山家竹内洋岳氏は、地球上の標高8,000m以上の14座すべての登頂に成功した、日本人唯一の「14サミッター」だ。酸素濃度は地上の1/3、生命感がない、宇宙にもっとも近い頂へ歩み続けた竹内氏には、日本で過ごす日々は、高所のダメージを癒す休養の時間だという。生物を拒むヒマラヤの自然に対し、日本の自然は人への親みを感じさせる。その自然を目指し、時に都会を離れ、山と渓流を分け入って釣りを楽しむことも多い。「登山は登る山を思い描いた時から始まる」。登山家の想像力と探求心が宿る、彼のPHEV LIFEを訪ねてみよう。

Chapter 01.
プロ登山家としての
挑戦

「登山とは想像力のスポーツといっていいでしょう。登山家は自身の知性で、次の登山への想いを膨らませていく。そして思い描いた頂上へ一歩を踏み出して、登り続けることが登山家の野性。この二つが結びついた時に、人は未踏の山に誘われ、頂上に立ち、その先のまだ見ぬ頂上を見出す。この途切れることのない連鎖こそ、探求心です。」
彼がこれまで登り続けてきた標高8,000m以上の14座に、同じ山は二つとない。その山の無二の個性に惹きつけられて竹内氏は山登りを続けてきた。「地球上には私にとっての未踏の山がまだいくつもある。」それを思い描き、自ら登ることを選び取り、そして歩き続ける。それが登山家としての知性と野性であり、そこに生まれる探求心が、今も彼を未知の山へと向かわせる。

次の挑戦に向け、近年は現地ヒマラヤで過ごす時間が長い。「ヒマラヤの自然には恐怖心があるが、日本の自然には、厳しい中にもふと優しさを感じることがある。」人と自然の結び付きは、ヒマラヤと日本では違う。そう語る竹内氏にとって、日本の自然との付き合い方とはどんなものだろう。

Chapter 02.
人と自然をつなぐクルマ

「日本で過ごす時間は、私にとっては、ヒマラヤでの体のダメージ回復のための、休養の時間なんですよ。だから日本では山登りより、山間の渓流で釣りを楽しむことが多いですね。私がクルマに乗るのは日本にいる時なので、クルマを選ぶ時は日本の自然の中でどう乗るかを考えます。」
竹内氏がクルマを運転するのは、都心から離れ、湖や清流へと向かう時。クルマは自然とつながる道具であり、都市の道路も未舗装の山道も、どんな路面でもしっかり走り抜ける走行性能を重視するという。

「アウトランダーPHEVの走りは、舗装された路面から、山間の悪路に入った時も、その差をほとんど感じないくらいスムーズです。人は歩く道の状態に合わせ自然に身体の動きを切り替え、何事もなく安定して歩き続けることができますが、それと同じ自然な感覚がこのクルマにはあります。」
アウトランダーPHEVの意のままの操縦性と卓越した安定性を、人の身体の自然な動きに例える竹内氏。彼はさらに、ツインモーター4WDのアウトランダーPHEVの走行性には、都市と自然をつなぐ道具を超え、身体の感覚につながる道具となる可能性も感じたという。

「アウトラウンダーPHEVを運転すると、エンジン駆動のクルマとは違う進化を遂げていることに気づきます。単純に、電気で動くのではなく、電気だからできることを追究し、進化しているのだと思いました。そのシームレスな動きも動物の動きに近い。人や動物は、継ぎ目なく動き、継ぎ目なく止まる。その継ぎ目のない動作の繰り返しが、無駄なく美しい動きを生み出します。私も山を登る時は、できるだけ無駄のない歩みを心がけますが、アウトランダーPHEVはそれに似た動きをするクルマだと思いました。」

林道の途中でクルマを停め、エンジンとジェネレーターが整然と並ぶエンジンルームを眺める竹内氏。フロント回りを見つめ「三菱車らしいなあ」と小さくつぶやく。歴代パジェロのバンパーコーナーの意匠と、ランエボのダイナミックな大型グリルなど、三菱の名車のイメージを継承するアウトランダーPHEVに、彼の記憶は一足飛びに、かつて愛車ギャランとともに過ごした日々へと遡る。

Chapter 03.
自然に知性を灯す
給電機能

ヒマラヤの登山では、まず「ロードヘッド」と呼ばれる場所を目指してクルマを走らせる。山道を走り奥地へと分け入って進み、それ以上クルマが入れない場所がロードヘッドだ。そこからはクルマから降りて、自分の足で進まなければならない。

「ロードヘッドはクルマと人の境界線で、クルマでなければ到達できず、そこを境に自らの足で未知の山の世界へと踏み込む、ある種、象徴的な場所といえます。ロードヘッドは登山を終え戻る場所でもあり、そこまで帰ればクルマが待っている。あと1日歩けばクルマが私たちを出迎えてくれる。そんな想いで帰路の歩を進めることもあります。」
そして、ロードヘッドで待つクルマに乗り込んだ瞬間、竹内氏の登山は終わる。クルマは登山の起点と終点、安心の象徴でもあり、時には過酷な自然に対峙し、人を守る道具になる。そこに安定した電力供給があれば、即時に情報発信の拠点にもなり、リアルタイムの登山報告も可能になる、と竹内氏はいう。

「登山には常に報告が求められます。私が見た光景や山での体験を、多くの方々に伝えることがプロ登山家の使命ですし、登山の魅力を知るきっかけを提供することも、私の役目だと思っています。アウトランダーPHEVの電源を使えば、PCを起動させて、通信機器を使い、その場からみなさんに登山の報告ができるし、私が目にした光景や、登頂の証となる写真をすぐに見てもらうこともできる。私にとって、クルマに電源がある意味は大きいですね。」

アウトランダーPHEVの電源の活用では、竹内氏はこんなアイデアも語ってくれた。「報告会や講演会はホールの壇上から行うことが多いのですが、野外で経験したことの報告は、できれば野外で行いたいと思っていました。星空の丘にアウトランダーPHEVを数台用意して、ヘッドライトで会場を照らし、電源を使いプロジェクターで映像を投影して、夜の山の空気の中で登山の野外報告会を行う。それができれば面白いと思います。」
より自然が身近に感じられる体験を、電気の力で自然の中につくりだす可能性。知性のツールとしてのアウトランダーPHEVの給電機能の活用法を、竹内氏は楽しそうに語る。

かつて、サバンナや砂漠を走り抜けるラリー競技に憧れたという竹内氏。ドライバーがはるか彼方のゴールと表彰台を目指すように、彼も次なる山へと歩み出している。2014年の試登を経て3度目の挑戦となる人類未踏峰ヒマラヤ・マランフランだ。インターネットもなかった時代の先人探検家たちの挑戦を追体験するように、まだ見ぬ頂上を思い描き未知のルートを歩む。そして、竹内氏の中では、さらにその先にそびえる未知の山を目指す探求心が動き始めているのかもしれない。